正直、ここまでくるとトリッキーすぎて、何がなにやら、、、
週末のルーチンになっているメールサーバーに照会をかけフィルタしてあるメールをざっと見ていたら、
ん!?お問合せメールのレスがはいっている。
レスってことは新規ではないということなので、
何かしらの理由でドメインで排除(概ねその会社または組織からのすべてのメール)した
やりとりのはず。何の連絡が来ることがあるのだろう?
続・見積もり?2度目のお断りメール(一方的な内容)を受信、、、
May’n 20th Anniversary Concert Gratz from MACROSS F
テイクワン竹内さんからの依頼で、ステージ映像のテクニカル+アルファ効果演出として
少しだけお手伝いさせていただいております。毎度のことですが、感謝・感謝です。
ご興味のある方、詳しくは公式をご確認ください。
SANKYO presents May’n 20th Anniversary Concert Gratz from MACROSS F
May’nさんのLiveです。
マクロスFも気がつけばすでに20年以上前の作品なんですね。
私はTVシリーズには関わっていないので、作品としての実感といいますか
経験というものがありませんが、多くの知り合いが関わっていたのでその雰囲気は共有していました。
今回の依頼の中心は作品当時のコンポデータなどを再利用し
ライブ用の演出をプラスするという感じです。リアルタイムの合成なども加味したモノです。
20年前のコンポの再利用はいよいよ限界がきていますが、
代用可能なプラグインをつかいつつ、諦める部分は深追いせずに捨て、
ギリギリベースの素材として使用し新規の効果をつけステージ用映像素材とすることができました。
見積もり?営業?
昨今、おっさんであるところの私には理解できない状況がおこったりします。。
純ブラックといわれる業界に身を投じて早20年以上のキャリアのおっさんであるので、
理解不能だからと言って、まー、どうとも思わないことがほとんどですが
一応、備忘録的に記録しておこうと思います。
ユーティリティ GhostScriptとPythonでPDFを単純圧縮
PDFに接する機会が日常的にあります。コンテや設定資料などをPDFで受け取ったり
請求書をPDFで送信したりと日常的に使います。
今回はChromeでページプリントアウトをPDFとして保存する際に
おそろしく重い場合があるのでそれを単純に圧縮するというのを
GhostScriptとPythonでやってみました。
実寸A4以下の領収証を出力した時に18MBとかになるとどんだけハイクオリティなんだよ
と思うことがしばしばありました。exrなのかと思うほどの重さです。
それも画像なしテキストとパスのみでそれっておかしすぎる。
以前は手作業で保存しなおしたりしてたんですが、それなりの数があるとめんどくせー。
しかもイヤイヤやるから名前の粒もそろわねー。
てことで、後学のためにスクリプトでも書いてみようってかんじです。
楽をするための努力なら、まずまずできるタイプです。先々を見越して打算的に努力できます。
Continue Reading >>Blender Python Script Grease Pencil to Data
(Convert to TimeRemap Data for AE)
まず最初に
このGreasePencilってレンダリングに関してeeveeにしろCyclesにしろ重いなー
こんな状態なら必要分だけ書き出した方がいいなー
と思っていたところからこの試みは始まったわけですが、、、
この問題はそもそもビューポートレンダラーを使用すれば解決するというオチでした。
※海外フォーラムでその記事を読んだ際には
えーー!!!?
と思ったのと同時に
いや、そらそうか!
とも思う爽快な納得感が春風のように吹き抜けました。
しかし、ともあれBlender上のキーフレームデータを
AEに渡すことができるというのはアニメーションのタイミング調整をする必要が発生した時などに、
まずまず有益だろうとおもうので一応自分で納得できるところまで進めてみました。
過去エントリー
つまり、ClipStudioタイプのタイムシートcsvです。
JangaFX LiquiGen リアルタイムで水のエフェクトをつくる
ポメロ越田くんから水の処理に関してご相談いただき、以前からお互いに注目していた
JangaFX LiquiGenでも使ってみっかっていう流れになりました。
当然、明日、明後日、、、遅くとも今週中にアガリをくれという作業ではなく
急ぎでもないのでR&D絡めてニューツールの可能性をはかるためにイッチョやってみよーという取り組みです。
個人的にも以前使ったEmberGenのリアルタイムの威力が凄まじかったため、
そのうち使ってみたいとは思っていました。
そして、ライセンスを取るなら少々高くてもLiquiGenを含むSuiteだなとも。
結局BlackFridayセールでは見送ったので購入はしていませんが。
さて、このLiquiGen、現在アルファ版の状態で無償・制限なしで使えるのはTrialの2週間のみのようです。
ポメロの案件を前提としているのでアニメ美術調のルックコンセプトでコンポジット
水星の魔女 打ち上げ
最終話に関わらせてもらってから1年以上が経過していましたが
スポット参戦にも関わらずご丁寧にお招きいただきましたので
一応、カラーのついた服を着用し伺ってきました。
すっかり立派になられたプロデューサーと15年ちかい旧交を温めたり
作品期間中お世話になった担当スタジオのプロデューサー、CGデスクの方々と当時を振り返ったり
常日頃から世話になっている20年来の付き合いのポメロ越田くんと
普段とかわらない雑談や、現状の作業の話をしたりして帰ってきました。
素晴らしい作品に微力ながらも携われて本当によかったです。
Continue Reading >>Blender Python 開発中セレクトダイアログを使う時はPySide
セレクトダイアログのシンプルなAPIが当然あるとおもって取り掛かったんですが、、、、
ネットで情報をあたりつつ確認のため公式Python APIをみてみるも恐ろしくごちゃごちゃしておる。
本格的にBlenderとマッチしたUIをつくるようなプロダクションレベルに仕上げる時は
そうしたいという意向もなくはないが、
開発段階でサクッとカジュアルに保存先としてディレクトリを指定したいぐらいの場合は
ちょっとしたことなのでその必要は全くないのです。
ということで、そこはショートカットしたいのでtkとかPySideとかダイアログが用意されている
既存のものをつかえないのだろうか。
Blender GeometryNodes考 その1
これが無料なのか、、、おそろしい、、、
以前にもさらりとチュートリアルをしたことがありますがあらためて触っています。
ノードベースのプログラミングとしてはC4DのXpressoも一緒ですし
雰囲気的にはMographをXPressoで組み上げる感じなので違和感はありません。
ただ、ちょっと気になっていることもあります。
XPressoでもシンプルなノードのみで何かしようとすると
ひどく煩雑でごちゃつくことが多くあります。
それはシンプルな値の計算や条件分岐みたいなことです。
AfterEffects Extension(CEP) TimeLine Launcher(React)
プロジェクト難読化スクリプト1Gを追加
何かしらExtendscriptではなくjsの追加ライブラリで作った値やオブジェクトを渡すようなことをしてみたいと
おもったのですが、パッと簡単なものが思いつきませんでした。
基本的にExtendscript側では簡単なことしかしないようにしたいですし
そうなると限られてくるよなー、便利なモノ、、、思いつかんなーと悩んでました。
ということで、久々の意地悪系スクリプトです。
まーほぼ使うことはない意地悪系スクリプトですが
これまでにはエクスプレッションを含むトランスフォーム、パラメータのフルベイクのようなものが代表例です。
ちなみにこれは尺にもよりますがaep自体が1GBを超え、起動するのに1時間以上かかるようなものになったりします。
さて新たにつくった意地悪系スクリプトはプロジェクトの難読化スクリプトです。
フッテージ、レイヤー、エフェクトそれぞれの名前を
jsに追加したライブラリから出力したハッシュ値にしてみようってことですね。
個人的にはそこまで意地悪でもないかなとは思います。
プラモデルの説明書やバイクのサービスマニュアルなども部位に割り振られたアルファベットなどと
番号の組み合わせだったりするわけで名前を持ってヒントとする、、、
名は体を表すというのが無用に親切であるというだけ。
AfterEffects Extension(CEP) TimeLine Launcher(React)
単機能スクリプトを収束
以前のエントリーは旧来のextendscriptのローンチャをCEP(React)で単純置き換えしたわけですが
TimelineLauncherとして1ファイルだったExtendscriptを分割し、
多少の手入れは必要なもののindexになるtsで、モジュール的にimportすることで
使用可能なことがわかったのでLaunchPadの整理を兼ねて
これまでに作った単機能のスクリプトを実装しています。
その際、やはり数が増えて煩雑になることで何がなんだかわからないような状態になるのをさけるため
マウスオーバーで表示されるツールTipをつけました。これもcssだけでつけることができるのでとても楽です。
さらに、ディレイなども気軽に自由に設定できる即時性は精神衛生上もとてもよいです。
ツールTipは純正のLaunchPad使用しているときにつけたいなーおもってたんですよね。
ファイルパスの表示は別にいらなくね?とも思ってましたし 笑
AfterEffects Extension(CEP) 開発環境考 その2
Webpack5 + React + Typescript
CEP開発にReactを導入してみました。
というのも、、、いささか古くなったので自社サイトのリニューアルを検討しています。
どうせなら、現在のphpを基調とした仕様から脱してみようと考えています。
それならばReactかなということで触り始めてみました。
導入のチュートリアルをこなし、まず思ったのが
html、css、jsという根本こそ同じだけれど書き方とか考え方とかは結構別物ってかんじです。
率直な感想はモダン。
いきなりこのReactを用いて本番でサイトのリニューアルに手をつけると、
すぐに再リニューアルが必要になるようなモノになるか
最悪は途中で諦めてReactの導入を断念、元に戻るになりそうだなと感じたので
すこし肩慣らしをしようということで、SPAでのUIを作成するアイティアが浮かびやすい
CEPをいくつか作ることでテストパイロットとしてみようと思います。