反応拡散系(Reaction-diffusion system)

今、関わらせてもらっている仕事で有機的かつ電脳的な表現をしたいというオーダーをいただきました。
数学的・物理的な現象や形状を色々と調べたりしつつ
以前に読んだサイエンス本の
“かたち: 自然が創り出す美しいパターン”
にあったチューリングパターンのことを思い出しました。

turingGS

中でも今回使用したのがGray-Scott モデルです。
様々な方法で描画することができるようですが
ベースツールに近いところではHoudiniで立体化している動画も見受けられました。

日常的にCinema4DとAfterEffectsで作業しているため
今回はCinema4Dでも使用可能なPythonをつかってのテストシミュレーションを動画として出力してみました。
予想通り挙動が大変おもしろく、ランダムなようで秩序的に並び、拡散していくさまには神秘的に感じ無条件に惹かれます。

さてこれからCinema4Dに何をさせどのようなカタチで組み込んで行こうかと考えています。
オーダーいただいている作品には、完全なカタチで立体表現として
持っていくのは期間的に難しそうですが、いずれは完成させたいですね、いずれは。
平面表現だとAfterEffectsのCC以降であればhtml5とかProcessingとの連携でいけたりするのかもですが、、、
まだ、調べられていません。
やっている人がいたら教えていただきたいですね。

c4dでシミュレーションしてみました。

新たにCIのアニメーションを作ってみました。



コメントを書く