Cinema4D オブジェクトスイッチャー

モブなどの3Dモデルで一部のパーツのみを変更して多様化させることがありますが
その際に、なんとなくシーンとして各々を分けて保存するのが面倒臭く感じたりします。

理由としては以下のような近未来の状況を想像するからなのですが、、、

チェックバックのリテイク指示などで
“このカットはあっちの種類だった”
とか
“モブの中のあの1つだけは別のものに変えて欲しい”
などなど、、、
果ては、そのシーンはシークエンスで3番目のモデルだった
(※作業前に香盤をしっかり確認しておきましょう。)
みたいなこともあります。

上記のような場合は、対応範囲も違ってくるので
それぞれに方法も違ってくると思いますが
今回は一部オブジェクトをシーン内で差し替える程度のことに関して
Xpressoでできないかと思い試してみました。
というのも汎用素体に紋章パーツをつけて
チーム分けできるようにしてほしいというオーダーを頂いたからです。

Xpresso_Osw001

このようにまずユーザーデータでお好きなスイッチ、ラジオボタンなどを用意してノードをつないでいけばできます。
ヌルをParentとしてあるのはオブジェクトをルートでの表示切り替えするためです。
他にもやり方はあるでしょうし(特にテイクシステムが想定しやすいです)、
こんなことをするのはかえって面倒臭くまどろっこしいだろうという声も聞こえてきそうですが
Xpressoは汎用性があり、フットワークも軽いノードベースのプログラミングなので試してみると良いと思います。
弊社では作業ごとに必ず一回は使用してます。
AEのExpressionで言うところのピックウィップ程度のカジュアルさで使えることも多くあります。
ちなみにテイクシステムが導入されるまではレンダリングのパス管理などにも使っていました。



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