MAXONユーザーミーティング2017

今年も参加させて頂きました。


今年は終始満席と言う感じでソフトウェアとしてのメジャー感が出てきていると感じました。
嬉しい限りですが、個人的には猫も杓子もという流れは望んでいません。
平家物語曰く盛者必衰ということも言われておりますし、
ソフトウェアとしてはかなり成熟している印象がありますが
ユーザー急に増えてしまうのはあまり良くないような気がするからです。
個人的には長く使っていきたいと考えており、自身に関していえばC4Dを使えば使うほどに
うちはCGもできますよーというのはおこがましいなと身につまされます。
C4DでMographプリセットで制作したものを見せられて
僕は(私は)CG使えます!!
という人が増えすぎてしまうとやや困ってしまいそうだからです。
C4Dづかいは練度が高くないって思われちゃいそうな気がするんですよね。

C4Dはとても親切に触りやすくできています。
しかもとてもシンプルでプロっぽい結果を得やすいです。
でも、それは使えるのとは違うと思うんですよ。
楽しくなって、掘り下げるためのスタートラインになるとは思いますよ、もちろん。

年寄り感が出るのでこれ以上はやめておきます 笑

さてRelease19のアップデートは大幅と言う感じの派手さはありませんが
かなり堅実な実用機能でコンフォートな感じになりそうです。

個人的に”オー”となったのは
ポリゴンリダクションですね。UVがフィギュア全体に紐付けされているというか、元モデルから投影されているというか
まんまに近い形でテクスチャが再現されていました。
実際に使ってみないとわかりませんがプレゼンを見る限りではとても良さそうでした。

そして、ウェイトマネージャーですね。
ミラーなどは数ヶ月前になんでできねーんだ〜〜!って思ってた機能です。
R18時はCineversityのスクリプトなどを活用して頑張ってはいましたが
これが完璧に機能するなら、ストレスはだいぶん軽減しそうです。
ジョイントをビューポートで選択できたり、一括バインド、複数ウィンドウの表示できるのもとても良いです。
あとついてるといいなーと思ったのは合計で100%以上になってるポイントを教えてくれたりすると嬉しいですね。

次に、”いいねー”となったのは
ショートカットですね。
オブジェクトを生成する時に選択オブジェクトの
前後、上下を指定できるショートカットはやはり嬉しい機能だと思います。

それと現状は使ったことのなかったモーショントラッカーですね。
ガイドメッシュを生成してくれるのは俄然興味が湧きました。

とまー、終わったばかりでR19の雑感を書いてみました。

それと個人的にはotas.tvの佐藤さんには質疑応答の時間が長ければ
PROLOGUEのカイル・クーパーのことを聞いてみたかったですがそんなしょうもない質問をしている時間はありませんでしたね。
でもセブンのタイトルシーケンスはいつ見てもかっこいいんですよね。
佐藤さんがお話しされていたTurbulenceFDはちょうど導入を検討していて
デモ版を入れてテストをしてみました。ちなみにビューポートキャプチャーなのでコマ落ちしていますが。



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