Patecとは直接関係はありませんが
旧知の知り合いの竹内さんが関わっているようなので
ご興味のある方は足を運んでみてください。
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AfterEffects Script ClipStudio to AE
新規作成のAEスクリプトのお話です。
牙狼で一部ClipStudioでのデジタル作画を導入しており
CGに作画テイストを加えるのに重宝しているようです。
そこでClipStudioから*.csvとしてタイムシートのデータを出力する機能があり
AEのタイムリマップキーとしてコンバートするツールを
現場からリクエストされプロトタイプを作成しました。
※なんとなくそのうちセルシスからリリースされそうな気もしますが、、、

反応拡散系(Reaction-diffusion system)
今、関わらせてもらっている仕事で有機的かつ電脳的な表現をしたいというオーダーをいただきました。
数学的・物理的な現象や形状を色々と調べたりしつつ
以前に読んだサイエンス本の
“かたち: 自然が創り出す美しいパターン”
にあったチューリングパターンのことを思い出しました。

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牙狼 -紅蓮ノ月- O.A.
昨日、放送になりました牙狼 -紅蓮ノ月-に角田がCGスーパーバイザーとして参加しております。
牙狼のキャラクターアニメーションや炎のFX、バトルフィールドなどをCGで作成しています。
今作の売りは申しますと、牙狼が前作を踏襲したセルルックではなく、メタリックでざらついたルックになっています。
アニメーションにおけるCGのルックなので好みの分かれるところではあると思いますが、
世界観にマッチしていてよいと思っています。
ご興味のある方は、ぜひご覧になってください。
OS X El Capitan, Part.2
さて、では前回に引き続きOS X El Capitanの変更点を見ていきましょう。
今回はフォント周りとSIPについてです。
フォントとテキスト入力
OS X El Capitanには新しい日本語フォントが4種類追加されました。「クレー」、「筑紫A丸ゴシック」、「筑紫B丸ゴシック」、「游明朝体+36ポかな」です。
クレー、筑紫A丸ゴシック、筑紫B丸ゴシックはフォントワークスの製品で、游明朝体+36ポかなは字游工房ですね。
また、OS Xで従来から搭載されている「ヒラギノ角ゴシック」もウエイトが追加され、フォントファミリーが「Hiragino Sans」となりW0〜W9までのウエイトが搭載されました。
ただし、El Capitanから搭載された全てのヒラギノフォントがYosemiteまでのフォントとは仕様が変更されており互換性が無いことが開発元の株式会社SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズから発表されています。変更点は仮名文字の濁点・半濁点で視認性向上の為に改良されたようです。
また、カーニングをオプティカルに設定している場合に組体裁が崩れる場合があると書かれており、使用や、差し替えの際には注意しないといけませんね。
OS X El Capitan, Part.1
10/1に新しいOS XであるEl Capitanがリリースされました。バージョン番号でいうと10.11ですね。
PatecではメインのOSがOS Xですのでこの話題に触れないわけにはいきませんね。
実際に業務に使用するのは諸々検証してからでないと想定外のエラーが出る可能性もありますので、作業環境への導入はもう少し先になりそうですが。。
基本的な情報はOS Xですから様々なところで解説されていると思いますので割愛させていただいて、映像屋目線で変更点を見ていきたいと思います。
Metal for Mac
AfterEffects
まずはなんといっても、Metal for Macですね。
WWDCのKeynoteや、Platforms State of the Unionで紹介されていましたが、Adobe AfterEffectsのレンダリング速度が8倍になるというMetal。
AfterEffects Script エフェクト名英語化
表題の通りなのですが
現在、関わらせてもらっているプロジェクトで
海外とのやりとりが発生することになり、日本語のままだと文字化けやエクスプレッションエラーが
おきる可能性があるということで、ある程度一括でエフェクト名を
matchName=en Name
としてトランスレートするようなスクリプトを書きました。
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IBC 2015
今月11日からIBC 2015がオランダで開催されていました。
IBC(International Broadcast Conference)はいわゆる放送機器の展示会で、USでのNAB、日本でのInterBEEと同様の展示会です。大きなイベントで様々なメーカーが参加しており、新製品も発表されました。
Adobeからもビデオ製品のアップデート情報が発表されましたので紹介したいと思います。
Patec CI Animation メイキング
New CI Animation
昨日CIアニメーションの紹介をしましたが、今回はこのCIアニメーションのメイキングを書きたいと思います。
まず、完成ムービーはこちらです。
New Patec CI Animation
PatecのWeb siteではトップページにCI(Corporate Identity)アニメーションを掲載しています。
CIとは端的にいうと企業や組織のマークやロゴで、CIアニメーションとは映画やDVDなどで映像が始まる前に、配給・販売会社や制作スタジオのCIがアニメーションする映像の事です。今回以前から掲載していたバージョンに加え、新規バージョンを追加しました。ランダムで表示されるため、訪問の際にどちらが表示されるかはプログラム次第になっています。複数回リロードしても同じだったこともありますが、、、よろしければ両方見ていただければと思います。
制作にはMaxon Cinema4DとAdobe AfterEffectsを使用しました。
ところどころ小技がありますので、メイキングを近日中に公開したいと思っています。
今回追加バージョン
旧来からのバージョン
「グリザイアの果実」で海を作ったはなし
先日、グリザイアの打ち上げに参加させて頂きました。
グリザイアでお世話になった方々に加えて旧知のプロデューサーさんと久々にお会いし話が弾みました。意外な出会いがあるのも打ち上げの楽しいところです。
Patecでは「グリザイアの果実」1話のファーストカットを担当させていただきました。
制作の概要はこちらで公開しているのですが、その時の技術的な思い出話を少ししたいと思います。