亡国のアキト最終章解説公開とBreakDown用スクリプト

workページに亡国のアキト最終章の解説ページを公開しました。
モニターグラフィックの制作工程(いわゆるBreakDown)のムービーも制作してありますので
ご興味のある方はご覧ください。
以前にご紹介していますが、第3章第4章も合わせてご覧いただけます。

このBreakdownの制作ですが案外骨が折れる作業だったりします。
おそらくみなさんがご想像する通りでBreakdownを作成するポイントを決めたら、
1レイヤー毎に表示して出力する、、、という感じです。
作業プロセスが単純なのでそれほどでもなさそうですが
モジュール化したUIエレメントの一つのコンポジションにつき、
200レイヤー近くになることもあり
それをネストにつぐネスト、コラップストランスフォームという状態であるため
精査するだけでも結構大変です。
また、アルファチャンネルのもち方によって、レイヤーとして出力して、合成しても
ニュアンスが大きく変わってしまうことがあるため、Try&Errorを繰り返すこともしばしばです。
うまくいかない場合は、下から順に表示して(単一レイヤーではなく)出力していき、止め画を完成していきます。

そして、それを元のコンポジットに合成していくわけです。

ということで、出力にあまりに手間がかかるのでスクリプトを作成しました。
Activeコンポの選択レイヤーを順番にインデックス付きでレンダリングしていくスクリプトです。
ずいぶん作業が楽になりましたよ。Expressionでプレビューもしないほど
ガチガチの状態(Expressionを多用してるとよくあります。)でも
スクリプトによる処理ですから、放っておいても順番に出力してくれます。

今後は選択レイヤーがコンポの場合は再帰的に処理していくような機能を持たせUIをかぶせて完成としたいですね。



コメントを書く