Cinema4D R21 Perpetual Lisence Upgrade & Subscription info

といった内容のメールが先月に続き代理店さまからきました。
古くても永続ライセンスのアップグレードできますよ、最後のチャンスですよ
今ならサブスクも1年目はお安くしときますよということなのでしょう。
新しいライセンス形態で思ったより新規ユーザー数が増えなかったか、
既存ユーザー(だった)の更新減かいずれかなのでしょうかね。

悪しからずお断りしておきますが条件等を勘案したところPatecでは見送ります。
といいますのもR20までStudioのMSA契約だったユーザーに対する救済ではないと判断したということと
昨今の新型ウィルスの影響で、イベント関係などの大型案件がペンディングになりそうなので
このまま映像制作を生業として継続していくかも検討しているからです。

それはさておき条件だけでいうならばチャンチャラおかしいですw(昭和的表現)
このアプローチのターゲットはこの2、3年で増えたレイトマジョリティのユーザーなんでしょうね、きっと。

と言うのもこれってサブスクがいくばくかディスカウントされてるからといって
必要に迫られていない人間には全く訴えかけるものではありません。
だって所有できるわけでもないですから。必要な時にいつでも契約できる。4ヶ月後に必要な人はその時で。
永続ライセンスは、StudioのMSAに比して高い。具体的には5万円程高いですね。
これが半年分の差額?ユーザーをバカにしないでいただきたい。といってもこれは私見です。

かつて映像関係機材、ツールの総合的な代理店さまからMaxon JPの熱意ある営業の話を聞いたことがありました。
やがて、自身もお付き合いしてみてそのような実感をしたのもあり
ツールとしても環境としても長く付き合えるとかんがえたのですが、、、

気に入って愛着をもつことのできるツールだったので、使いこなせるかなーという不安がありつつも
数バージョンStudioグレードのMSA契約をしてきましたが、これが救済案?まさかね?という感じです。
R21リリース当時にMSA更新した場合より随分とお高いですからね、若干驚きました。
ただ、Studio以外の既存ユーザーの方にはオススメできる場合もあるのではないでしょうか?
R21にはグレードがないのでunlimited?ultimate?なStudioグレード機能の永続ライセンスが
お得に手に入れられるかもしれません。

現状はR20で困っているわけでもないので、当面はそのままでいきつつ
Blenderに絞って移行していこうかなーという感じになりますかね。
ある時期からツールに対して柔軟性をもっているほうが良いとは感じていましたし。

CG関係大手のA社の各ツールから逃れられないといった状況を
数年前からいろいろな同業他社から話に聞き、目にしてきました。
ユーザー重視、ユーザーフレンドリーなC4Dはそうならないだろうとも思っていましたが、
現実はいともたやすく既存ユーザーに後足で砂をかけるような形でそうなってしまいました。
その間個人的に様々なツールをためしてきているのでメインツールの移行、適材適所のツール選定に抵抗はありませんが
代理店さまを通じてバグレポートをしたこともありましたし、
応援のつもりもあってMSA契約を更新してきた分少し残念な気持ちはありますね。


4 Responses to “Cinema4D R21 Perpetual Lisence Upgrade & Subscription info”
    • patec

      かわさま
      同感いただきありがとうございます。
      先般、R23の永続ライセンスがリリースされるなど
      このエントリー当時にイメージしていた販売形態と
      現状に差異があるのも社会情勢が変わった影響もあるからなのでしょうか、、、
      過去2バージョンは特別価格で永続ライセンスを購入できるという
      この形態が以降も続くのであれば、1バージョン置きで永続ライセンスを購入していくのもありかもしれませんね。
      それでも納得いくサービスとはいいがたいですけれども。

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      • かわ

        ご丁寧なご返信ありがとうございます。
        こちらの記事を書かれた当時、C4Dのサブスクへの案内(誘導)が激しかったですね。
        ネット上ではC4Dの進化がさも素晴らしいようなヨイショをよく見るので、
        コストバランス込みの冷静なご判断と奇譚のないご意見が心地よかったです。

        自分もR20ユーザーで(R21は所有)、
        R23リリースでお高い永続ライセンス購入に関してはまだ検討中ですが、
        サービスに納得行かない点は同意です。
        (今頃キャラクター&UV系が強化されましたが…)
        この情勢でMaya&3DMaxが条件付き大幅値下げされましたし(Blenderにユーザーが流れることへの警戒?)
        C4Dはますます料金&サービス面で優位性がなくなりましたね。

        正直MAXONには愛想を付き始めているので
        自分も段々とBlender移行していくつもりです。MoGraphもそんなに使わないタイプですし。。

        返信
         
        • patec

          かわさま

          貴重なコメントありがとうございます。
          万が一コメントを表示するのが問題あるようでしたらご一報くださいませ。

          R20のフィールドを皮切りにC4Dの進化というような話は特によくきくようになりましたよね。
          ただ、元々がUVの扱いもキャラクターアニメーションも不親切な印象でしたから
          進化というよりは順当なアップデート・強化という風で、
          さらに、かわさまがおっしゃる通り遅きに失した感は非常に強いですよね。

          フィールドやボリュームモデラーにしても確かに驚くべき新機能でしたが
          MoGraphも結構使うので個人的にはしばらくは減衰も残してほしいって感じでした。

          R21を所有されているならば、R23をとばしてR25でも
          永続ライセンスが優待価格で購入可能になるのかなと勝手に予想しているんですが、、、
          しかし、一喜一憂するよりもC4Dの環境は維持しつつ
          Blenderへと移行するのがベターだという感じですよね。
          Maya、3DsMaxの大幅値下げはコメント頂くまでしりませんでした。そしてその価格に驚きました。
          ただ、このタイミングでAutodeskに本格移行(戻る)するって気も起きないですし
          特にこちらでは映像仕事中心で続けていくのが難しそうな状況なので、
          たまに使うならばBlenderとAEで3Dからモーショングラフィックスまで十分だろうと考えています。

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